銀髪のAndy、ホームステイ の巻 [旅人@KARATSU]
[※過去の出来事を書いています]
(いくみ留守中)
昼すぎ自宅に1本の電話があったらしい。
『こちら○○タクシーですけど、あの~、お宅に外人のお客さんを連れて行きたいんですが、詳しい家の場所教えていただけますでしょうか??』
タクシー運転手さんが言うには、その外人さんはあきらかに私の名前と住所(番地無し)と電話番号が書かれた紙を見せてきたらしい
数分後、
玄関先で待ってた母の前にやってきたのは【銀髪の外国人】
お母さんはかなりパニックになったらしく、
でもなんとか"who are you?"ては言えたらしい
『エンディ』
お母さんから電話かかってきて早口でまくしたててきた
『いくみあんた大変よエンディが今ウチにおるたった今タクシーで来らしたてかエンディて誰やなんやどうなっとるとや説明せんね』
…は?え?なんて?エンディ……エンディ……エンディ……エンディぁぁぁああああああ
唐津にうちに
たまげた…こらーたまげた。。。。。
【銀髪の外国人】
そう彼は…私が1年以上も前に、マレーシアぷらり旅のバスの中で出会ったスイス人だったのだー
(この銀髪の外国人と出会ったマレーシア旅ブログはこちら→http://iku-chororon.blog.so-net.ne.jp/2009-10-01)
犬が5匹も室内に居るウチにあげさせることができるはずもなく、
お母さんに同じ町内にあるばあちゃんちに連れてってもらい、
ああ飛んで帰ってきましたとも
ばあちゃんちで
「え~~~~~んぢ~~~~~ぃ」
『イきゅ~~~ミ~~~~』(※外人さんはカキクケコ発音難しい人もいるらしく、IkumiがIQmiになったりする)
と感動的な再会を果たし、
約2年前、同じようなパターンでばあちゃんちに居候していた金髪のトラさん(http://iku-chororon.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29)同様、
エンディはばあちゃんちで日本の生活を体験してもらうことに笑
いきなり休暇とって日本までぶっ飛んで来た銀髪エンディ。
じいちゃん・ばあちゃんちでの1週間ショートホームステイが終わり、
"今度は旅先でうまい具合に再会しよう"と約束し、彼はスイスへと帰って行った
日本を旅し、
もしかしてIkumiに会えるかもしれんなぁ~感覚で、帰国前にいきあたりばったりでこんな田舎町まで来たエンディ。
空港まで見送り行ったけど、空港行きの電車の中でエンディが涙をぬぐってて、驚いた。
『…Ikumiがいなかったら福岡観光して帰ってたよ!
でも会えてほんとに驚いてる。おじいちゃんおばあちゃんを紹介してくれて、二人は何日も泊めてくれた。
おじいちゃんは車で唐津を案内してくれたり食事に連れてってくれた。
いきなり現れた日本人じゃない僕の身の回りの世話を当たり前のようにしてくれたおばあちゃんに、
二人にありがとうて上手く伝えれなくて悔やんでいる。
日本語が少しでもわかれば。
頑張って英語の単語だけで必死にしゃべりかけてくれた。
身振り手振りで、僕を常に笑顔でもてなしてくれた。
まさかこんな展開になるなんて本当に期待してなかったから、すごく嬉しかったし、
言葉が通じない状況でここまで楽しく過ごせるなんて思ってもいなかった。
おじいちゃんとおばあちゃんの優しさに感謝しているよ…』
(みたいな感じに言ってた ※通訳いくみ)
エンディとじいちゃんとばあちゃん
じいちゃんの指がGOOD になってるとこがまたGOODやねえへへへ♪
お別れ前日の夜、
じいちゃんが、ばあちゃんにしみじみと言ったのを私はダンボの耳で聞いてた。
『母さん、明日からまた二人の生活になるなあ…』
…じいちゃん
[2007年10月]
(いくみ留守中)
昼すぎ自宅に1本の電話があったらしい。
『こちら○○タクシーですけど、あの~、お宅に外人のお客さんを連れて行きたいんですが、詳しい家の場所教えていただけますでしょうか??』
タクシー運転手さんが言うには、その外人さんはあきらかに私の名前と住所(番地無し)と電話番号が書かれた紙を見せてきたらしい
数分後、
玄関先で待ってた母の前にやってきたのは【銀髪の外国人】
お母さんはかなりパニックになったらしく、
でもなんとか"who are you?"ては言えたらしい
『エンディ』
お母さんから電話かかってきて早口でまくしたててきた
『いくみあんた大変よエンディが今ウチにおるたった今タクシーで来らしたてかエンディて誰やなんやどうなっとるとや説明せんね』
…は?え?なんて?エンディ……エンディ……エンディ……エンディぁぁぁああああああ
唐津にうちに
たまげた…こらーたまげた。。。。。
【銀髪の外国人】
そう彼は…私が1年以上も前に、マレーシアぷらり旅のバスの中で出会ったスイス人だったのだー
(この銀髪の外国人と出会ったマレーシア旅ブログはこちら→http://iku-chororon.blog.so-net.ne.jp/2009-10-01)
犬が5匹も室内に居るウチにあげさせることができるはずもなく、
お母さんに同じ町内にあるばあちゃんちに連れてってもらい、
ああ飛んで帰ってきましたとも
ばあちゃんちで
「え~~~~~んぢ~~~~~ぃ」
『イきゅ~~~ミ~~~~』(※外人さんはカキクケコ発音難しい人もいるらしく、IkumiがIQmiになったりする)
と感動的な再会を果たし、
約2年前、同じようなパターンでばあちゃんちに居候していた金髪のトラさん(http://iku-chororon.blog.so-net.ne.jp/2009-09-29)同様、
エンディはばあちゃんちで日本の生活を体験してもらうことに笑
いきなり休暇とって日本までぶっ飛んで来た銀髪エンディ。
じいちゃん・ばあちゃんちでの1週間ショートホームステイが終わり、
"今度は旅先でうまい具合に再会しよう"と約束し、彼はスイスへと帰って行った
日本を旅し、
もしかしてIkumiに会えるかもしれんなぁ~感覚で、帰国前にいきあたりばったりでこんな田舎町まで来たエンディ。
空港まで見送り行ったけど、空港行きの電車の中でエンディが涙をぬぐってて、驚いた。
『…Ikumiがいなかったら福岡観光して帰ってたよ!
でも会えてほんとに驚いてる。おじいちゃんおばあちゃんを紹介してくれて、二人は何日も泊めてくれた。
おじいちゃんは車で唐津を案内してくれたり食事に連れてってくれた。
いきなり現れた日本人じゃない僕の身の回りの世話を当たり前のようにしてくれたおばあちゃんに、
二人にありがとうて上手く伝えれなくて悔やんでいる。
日本語が少しでもわかれば。
頑張って英語の単語だけで必死にしゃべりかけてくれた。
身振り手振りで、僕を常に笑顔でもてなしてくれた。
まさかこんな展開になるなんて本当に期待してなかったから、すごく嬉しかったし、
言葉が通じない状況でここまで楽しく過ごせるなんて思ってもいなかった。
おじいちゃんとおばあちゃんの優しさに感謝しているよ…』
(みたいな感じに言ってた ※通訳いくみ)
エンディとじいちゃんとばあちゃん
じいちゃんの指がGOOD になってるとこがまたGOODやねえへへへ♪
お別れ前日の夜、
じいちゃんが、ばあちゃんにしみじみと言ったのを私はダンボの耳で聞いてた。
『母さん、明日からまた二人の生活になるなあ…』
…じいちゃん
[2007年10月]
金髪のトラさん、ホームステイの巻 [旅人@KARATSU]
[※過去の出来事を書いています]
とあるパーティーで親しくなったアメリカ人のトラさん(トラさんより写真提供)
私の地元である唐津に来て3日目で、知り合いもなく、唐津にはまだまだ滞在するよ~との事だったので、
いくみ専属のEnglish Teacherに任命しました笑
…しかし会えば会うほどカフェ代などでお金は減るので(英語環境の絶好のチャンスだが貯金中の私にはかなり痛い出費…)、
ある日、「ばあちゃんちでお茶しよう」と思い立って連れて行きました
それから、トラさん、193のばあちゃんちになんと約3ヶ月も居候
というのも……
あの日、目の前に金髪の外人が突如現れて、目が点になっていたじいちゃんとばあちゃん
忘れられない二人の驚き様といったら笑
数秒後、
『何ねこりゃぁぁーーおりゃ英語はしゃべれんどーー』と奇声をを発した顔めっちゃ真っ赤のじいちゃん
『今ちょうど食べ物は無かとよどやんすんね 』と平静を装うばあちゃん。
でもおびえてるのばれてるよ、ばあちゃんの瞳は嘘つかんよ!
日本語が少し大丈夫と知るとちょっとは安心して落ち着いてくれたけど、
それでも2人とも興奮のあまり赤面のまま
見ててほんと面白かった。
2人の超方言交じり(+年寄り語)の日本語を、
私がわかりやすい「日本語」へ通訳(!?)+英語というカタチで賑やかなお茶を楽しんだ
ホテル滞在、毎日5000円くらいの出費……そんなトラさんの話を聞いたばあちゃんは、少し考えた後、
『うちには使ってない部屋あるし、布団もお風呂もある。洗濯物は一緒に干すよ?ごはんは口に合わんやったら、すぐ近くにスーパーあるし、全然節約できるでしょ、あなた、ここにおいで』
と言っていた。
……て、え”?
陶芸を仕事とするトラさん
じいちゃんばあちゃんは陶芸(焼き物)大好き
陶芸を始める前、家具を作ったり木工をこよなく愛していたトラさん
じいちゃんは退職するまでの長い年月、製材所で働いていた
(今は趣味でいろいろ間単に作る)
すっかり意気投合し、すぐさまホテルまで彼の荷物を取りに行った事は言うまでもない……
トラさんが家にやってきて数日後、3人に会いに行って、一人ずつこっそり話を聞いてみた。
『もうねー楽しかよ~いくみ!!生まれて初めて外国人と接したけど、ここまで楽しいとはね、思ってなかったよ。
日本語が理解できるように、ゆっくりと何回も話してあげよったらね、1日の時間のあっという間に過ぎると』
と興奮気味に話すばあちゃん。
昨日は2人で電車で福岡行ったらしい。凄いよそのばあちゃんの度胸
『母さんが晩飯作りよらす時、おりゃぁ一緒に野球ば見てさーー2人でヤーヤー応援しよった』
と、じいちゃん。
言葉は通じにくいけど、スポーツはいとも簡単に感情で通じ合えるんだよね、よかったねじいちゃん
『とにかく居心地がいいよ!何から何までしてもらって、頭があがらないよ!
おばあさんとおじいさんと話すのも楽しいよ、いくみの赤ちゃんの頃からの写真見せてもらったり、2人のお見合い結婚の話や、昔日本がどんな風だったかとか、興味あることばっかりじっくり教えてくれるんだ、こんないい環境と待遇をどうもありがとう!』
と、トラさん
いいえ、こちらこそありがとう。
ばあちゃんじいちゃんのふたりの生活に、とんでもない刺激の毎日をプレゼントしてくれて!
ばあちゃんがこう言った。
『いくみがさ、ニュージーランドでいろーんな人にお世話になったやろ?(私は高校卒業後約1年間NZにいた)
その恩返しをするのが今、きたんじゃないかなぁと思ってね。
あんたの母親じゃないけど、私の大事な孫ですから。
あんたがトラさんにニュージーランドでお世話になったわけじゃないけど、私が恩返しをしようじゃないの』
約4年前、突如姿を現した金髪のトラさん
3ヵ月後、彼はじいちゃんばあちゃんちを旅に出ると言い、出発。
途中知り合った日本人女性と交際を得て結婚し、子供にも恵まれ、日本のとある場所で幸せに暮らしています
早くに両親を亡くしていた彼は言う。
『おれのセカンド故郷は、いくみのおばあさんおじいさんちだ。』
[2006年3月]
とあるパーティーで親しくなったアメリカ人のトラさん(トラさんより写真提供)
私の地元である唐津に来て3日目で、知り合いもなく、唐津にはまだまだ滞在するよ~との事だったので、
いくみ専属のEnglish Teacherに任命しました笑
…しかし会えば会うほどカフェ代などでお金は減るので(英語環境の絶好のチャンスだが貯金中の私にはかなり痛い出費…)、
ある日、「ばあちゃんちでお茶しよう」と思い立って連れて行きました
それから、トラさん、193のばあちゃんちになんと約3ヶ月も居候
というのも……
あの日、目の前に金髪の外人が突如現れて、目が点になっていたじいちゃんとばあちゃん
忘れられない二人の驚き様といったら笑
数秒後、
『何ねこりゃぁぁーーおりゃ英語はしゃべれんどーー』と奇声をを発した顔めっちゃ真っ赤のじいちゃん
『今ちょうど食べ物は無かとよどやんすんね 』と平静を装うばあちゃん。
でもおびえてるのばれてるよ、ばあちゃんの瞳は嘘つかんよ!
日本語が少し大丈夫と知るとちょっとは安心して落ち着いてくれたけど、
それでも2人とも興奮のあまり赤面のまま
見ててほんと面白かった。
2人の超方言交じり(+年寄り語)の日本語を、
私がわかりやすい「日本語」へ通訳(!?)+英語というカタチで賑やかなお茶を楽しんだ
ホテル滞在、毎日5000円くらいの出費……そんなトラさんの話を聞いたばあちゃんは、少し考えた後、
『うちには使ってない部屋あるし、布団もお風呂もある。洗濯物は一緒に干すよ?ごはんは口に合わんやったら、すぐ近くにスーパーあるし、全然節約できるでしょ、あなた、ここにおいで』
と言っていた。
……て、え”?
陶芸を仕事とするトラさん
じいちゃんばあちゃんは陶芸(焼き物)大好き
陶芸を始める前、家具を作ったり木工をこよなく愛していたトラさん
じいちゃんは退職するまでの長い年月、製材所で働いていた
(今は趣味でいろいろ間単に作る)
すっかり意気投合し、すぐさまホテルまで彼の荷物を取りに行った事は言うまでもない……
トラさんが家にやってきて数日後、3人に会いに行って、一人ずつこっそり話を聞いてみた。
『もうねー楽しかよ~いくみ!!生まれて初めて外国人と接したけど、ここまで楽しいとはね、思ってなかったよ。
日本語が理解できるように、ゆっくりと何回も話してあげよったらね、1日の時間のあっという間に過ぎると』
と興奮気味に話すばあちゃん。
昨日は2人で電車で福岡行ったらしい。凄いよそのばあちゃんの度胸
『母さんが晩飯作りよらす時、おりゃぁ一緒に野球ば見てさーー2人でヤーヤー応援しよった』
と、じいちゃん。
言葉は通じにくいけど、スポーツはいとも簡単に感情で通じ合えるんだよね、よかったねじいちゃん
『とにかく居心地がいいよ!何から何までしてもらって、頭があがらないよ!
おばあさんとおじいさんと話すのも楽しいよ、いくみの赤ちゃんの頃からの写真見せてもらったり、2人のお見合い結婚の話や、昔日本がどんな風だったかとか、興味あることばっかりじっくり教えてくれるんだ、こんないい環境と待遇をどうもありがとう!』
と、トラさん
いいえ、こちらこそありがとう。
ばあちゃんじいちゃんのふたりの生活に、とんでもない刺激の毎日をプレゼントしてくれて!
ばあちゃんがこう言った。
『いくみがさ、ニュージーランドでいろーんな人にお世話になったやろ?(私は高校卒業後約1年間NZにいた)
その恩返しをするのが今、きたんじゃないかなぁと思ってね。
あんたの母親じゃないけど、私の大事な孫ですから。
あんたがトラさんにニュージーランドでお世話になったわけじゃないけど、私が恩返しをしようじゃないの』
約4年前、突如姿を現した金髪のトラさん
3ヵ月後、彼はじいちゃんばあちゃんちを旅に出ると言い、出発。
途中知り合った日本人女性と交際を得て結婚し、子供にも恵まれ、日本のとある場所で幸せに暮らしています
早くに両親を亡くしていた彼は言う。
『おれのセカンド故郷は、いくみのおばあさんおじいさんちだ。』
[2006年3月]